title
#
#
title
ハイチフォトギャラリー
 10年以上ハイチの取材を続けている、フォトジャーナリスト佐藤文則氏の写 真を紹介するコーナーです。

「佐藤文則フォトギャラリー」へ

 佐藤文則氏 コメント
 以下の写真は1986年のデュバリエ独裁政権崩壊後の88年から98年までの、ハイチの足取りを撮影したもののうち数点です。クーデタ、初の民主的大統領選挙、軍事 独裁、米軍進行そして貧困。この10年間はハイチにとって一つの大きな転換期であ り、歴史の上で繰り返し議論される重要な時期だと思います。ある意味ではこの時 期を目撃できたことは幸運だったかもしれません。  1804年の独立から、ハイチは苦難の歴史を歩んできました。自由と平等を目指し 闘った奴隷たちが思い描いた社会、近年の民主化運動において人々が思い描いた社 会、そして傍観者の立場であれ、私自身が思い描いた社会は、現在のハイチの姿と は今だ遠くかけ離れています。2004年、ハイチは独立200周年を迎えます。しかしハ イチが抱える多くの問題はそこで解決するとは思いません。これからも「ハイチ友 の会」や多くの人々のよりいっそうの支援が必要です。明るい未来がハイチに訪れ ることを祈りながら、私自身も一人のフォトジャーナリストとして21世紀のハイチ を見守っていきたいと思います。

佐藤文則(さとうふみのり)
報道写真家。明治大学文学部卒業。1979年に渡米し、サンフランシスコ・シティ・ カレッジで写真を学ぶ。フォトエージェンシーの「インパクト・ヴィジュアルズ」 「ニューヨーク」に所属しながら、1988年からハイチを精力的に取材開始。これま でに十数回現地を訪問。ほかに米国、東南アジア諸国を中心に活動する。『タイム 』『ニューズウイーク』『世界』『朝日グラフ』などに作品ァを多数発表している。 著書に、10年以上におよぶハイチでの取材体験をまとめた『ハイチ 目覚めたカリブ の黒人共和国』がある。

著書紹介
「ハイチ 目覚めたカリブの黒人共和国」
文・写真 佐藤文則 凱風社 1999年
「ヴードゥー教ばかりがハイチじゃない。世界初の黒人共和国として歴史に遺る、 カリブ海に浮かぶ島国はここ十数年、自立への道を模索しつづけてきた。著者はス ラムの友人と食を共にしながら独裁者の横暴や米軍の侵攻、そして庶民の苦悩や喜 びを見届けてきた。ハイチの民主化の過程を追った迫真のルポ。」(本帯より)



#
#