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ハイチ友の会は、当時大学生だった中心メンバーの2人が、海外でのボランティア
を通じてハイチを訪ねたことをきっかけに1995年に創設されました。働く意欲はあっても、
定職につけない人たち。ゴミ捨て場を住まいとし、残飯を口に運ぶことでしか飢え
をしのぐすべを持たない人たち。それでも強く生きるハイチの人たち。その姿にう
たれ、ハイチの豊かな国民性や文化を紹介しながら、対等の立場で彼らの助けにな
ることを目指して活動を続けています。
私たちは日本とハイチの架け橋となり、苦難の歴史を歩んできたハイチの人々が国際社会から忘れられた存在にならぬよう、彼らの「友達」であり続けたいと考えています。そのためにハイチ友の会は以下の活動を行っています。
■雇用創出事業
ハイチ友の会は首都ポルトープランスのスラム街に住む女性たちが運営する協同組合からこれまで三千枚以上の手作りの刺繍カードを購入、販売してきました。現在30人ほどが刺繍製品の製作によって収入を得ています。また破棄されたバナナの葉を使用したバナナペーパーを購入し、ハイチの子供たちが描いた絵を載せてバナナカードとしての販売もしております。
これらの活動は2004年のクーデター以後、物価の上昇と治安の悪化などの要因から生産者グループが活動を休止・解散してしまいました。ハイチ大地震以後、残念ながら再開のめどはたっておりません。
■教育支援事業
ハイチでは読み書きの知識がないため、仕事に就くことが難しい人々がたくさんいます。(成人識字率50%)ハイチ友の会では一人でも多くの子どもたちが教育の機会に恵まれることを祈って、子ども一人、一年間一万円で貧しい家庭の児童の就学を支援する奨学金制度「クラックプラン」を行っています。毎年45名以上のこどもたちがこの制度によって就学の機会を得ています。
なお、子どもたちが自分の心と体を守るための方法をわかりやすく伝える絵本「手を洗おう/げんきのもと」をクレオール語と日本語を併記して制作。国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンと共同し小冊子にしてハイチの子どもたちに届けています。
■農村開発事業
2003年、ハイチ友の会は徒歩でしかたどりつけない山間にある農村、チビー村を訪問しました。住民のほとんどは自給自足的な農業を営んでいますが現金収入にとぼしく、そのため子どもの学費が払えず村の小学校は閉校の危機にありました。また長く続いた木炭を作るための森林伐採のため土壌が流出し、農作物の収穫量も年々減少していました。
ハイチ友の会では貧しい家庭への豚の分配や住民の農業研修参加・植林などの支援を通して村の自律的発展の手助けをしています。
2010年10月には壊れて16年も放置されていた井戸の修繕に取り組み成功しました。
ハイチ大地震の震源に近いレオガン近郊では、現地のNGOのGEDDH(ハイチの永続的発展のための自然保護グループ)と協力し農業支援にも取り組んでいます。また、大地震で破壊された灌漑用水路の修復にも取り組み、2500世帯の水へのアクセスの改善を図っています。
■文化紹介事業
ハイチ友の会では様々なイベントを通して、市民のみなさんにハイチを知ってもらえるよう努めています。毎年現地を訪問し、プロジェクトの進行状況やハイチの現状を報告会でお伝えしています。またハイチからダンサー、ドラマーを招集し、ハイチの民族舞踊を体験するワークショップも行っています。また活動で得た経験を地域に還元するため、国際理解教育にも積極的に取り組んでいます。
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| ハイチ友の会が送ったミシン |
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| 学習机の製作 |
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| 刺繍カードの製作 |
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聖ジェラルド学校の生徒
制服は貧富の差を隠す役割もある |

シェシェ・ラヴィ
刺繍カードを数えるお母さんたち

IFEのバナナペーパー工房で説明を
受ける小澤。一枚一枚手作りです。

ハイチ友の会の購入した豚。
元気に育っています。
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